撤去された新宿「ローラ神社」が都市伝説に?

2019年03月12日 11時00分

ローラ神社

 今年初め、JR新宿駅東口広場に奇妙なものが出現した。その名も「ローラ神社」。先月、撤去されたが、いったい何だったのだろうか。これから尾ひれはひれがつき、都市伝説になりそうだ。

 神棚の真上には、女性タレントのローラの写真があり、その下には「芸能人は政治的発言をしないという空気を壊し、勇気ある行動で新しい地平を切り開いたタレントのROLAを祀っています。」と書かれていた。写真のローラは口を半開きにしてすっとんきょうな表情をしている。神棚の周りには、ベビードーナツやお菓子が供えられていた。

「いったい誰がこんなことを…」ということになるわけだが、周囲に設置した人物の名前や所属団体などは書かれていない。「ローラ神社」の横には、米国のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の写真やバーチャル・シンガー「初音ミク」のポスターのようなものも掲げられているが、このスポットにはいつも落書きや無許可ポスターがあり、ローラ神社とは無関係だろう。

 ローラといえば、昨年末に沖縄県名護市辺野古の埋め立て問題について、「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの」として、反対署名を呼びかける文言をインスタグラムに投稿し、話題を集めた。芸能人による“政治的発言”としても議論を呼んだことは記憶に新しい。

 この神社を見つけた男性は気味悪い体験をしたという。

「ローラ神社の写真を撮ってから新宿の街を歩いていると、知らない男がついて来たんです。黒い背広を着てサングラスをかけていました。気味が悪いので地下鉄に乗ったんです。その男は改札までついて来ました。もちろん面識はありません。家でも割り出そうと思ったのでしょうか。東京は怖いです」と語る。

 まるで米国の都市伝説で映画にもなった「メン・イン・ブラック(MIB)」だ。MIBはUFOを目撃した者の記憶を消す秘密組織のエージェントとされる。このMIBはローラ神社の思想に共鳴する人を集めるため、どこかで誰かが監視し、尾行したのだろうか…。

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