ゴーン被告の担当弁護士が変装騒動を謝罪「私の未熟な計画のために名声に泥を塗った」

2019年03月08日 12時20分

物議を醸した変装

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(64)の弁護人を務める高野隆弁護士が8日、ブログを更新し、ゴーン被告の変装を謝罪した。

 ゴーン被告は保釈の際、作業服に反射帯、帽子、メガネ、マスクなどで変装。前代未聞の怪行動はかえって疑惑を深める結果となった。

 高野氏は「カルロス・ゴーン氏の釈放に際して行われた『変装劇』はすべて私が計画して実行したものです」と告白。

「ゴーン氏が素顔をさらして住居に向かったとすれば、間違いなく膨大な数のカメラがバイクやハイヤーやヘリコプターに乗って彼を追いかけたでしょう。彼の小さな住居は全世界に知れ渡ります。生活を取り戻すどころか、健康すら損なわれてしまうでしょう。彼だけではありません。彼の家族、そして近隣住民の生活すら脅かされてしまいます。そのような事態は絶対に避けなければなりません」と狙いを明かした。

 しかし、目くらまし作戦は「失敗」との見方が強いことに、高野氏は「それは失敗しました」と責任を痛感。

「私の未熟な計画のために彼が生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗る結果となってしまいました」と己を恥じた。

「また、今回私の計画に進んで協力してくれた私の友人たちに大きな迷惑をかけてしまいました。私はたくさんの人に有形無形の損害を与えてしまいました。とても申し訳なく思っています」と頭を下げた。