キティちゃんハリウッド映画化決定 まさかの実写版?サンリオ他キャラも?

2019年03月07日 16時30分

 満を持してキティちゃんが、ついにハリウッド進出だ――。米ワーナー・ブラザース・エンターテイメントは5日(日本時間6日)、同社傘下の映画製作会社2社がサンリオとパートナーシップを組み、同社の人気キャラクター「ハローキティ」を映画化すると発表した。

 米ニューヨーク・タイムズ紙によると、ワーナーは5年にわたってサンリオと交渉を続け、米映像ストリーミング配信会社のNetflixやディズニーなどのライバルを押しのけ、映画化に合意した。

 1974年の誕生から今年で45周年を迎えるハローキティは、日本国内ではアニメ化されているが、海外では今回が初めて。アニメ版になるのか実写版なのか、公開時期など詳細については不明。ただし、作品の言語は英語で、ワーナーの配給が決まっている。

 製作を担当するワーナー傘下ニュー・ライン・シネマ社は「(ハローキティのような)時代を超越した知的財産の可能性を探るという、非常にまれな機会を与えられた」との声明を発表した。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、この合意によりニュー・ライン・シネマ社はサンリオから「マイメロディ」や「ぐでたま」など約20種のキャラクターを使用する権利を得たとしている。同社は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作や「ホビット」3部作を手がけたことで知られる。

 サンリオ代表取締役社長の辻信太郎氏は「友情のシンボル、ハローキティをはじめとした多くのサンリオキャラクターたちがハリウッドで映画化されることになり、非常に喜んでおります。この映画を通して、世界の隅々まで仲良しの輪、友情の輪が広がっていくことを心から願っております」とのメッセージを寄せた。

 同紙によると、世界130か国で約5万点におよぶ製品に描かれるハローキティの絶大的な人気の秘訣は、シンプルさにあると著作権の専門家らは指摘。「キャラクターが大げさに感情を表さないことが、世界中の、どの国の、どの年齢層からも支持されている理由だ」としている。