末成由美らが山田スミ子さん悼む「スミ子姉さんが道を築いてくださった」

2019年03月06日 22時53分

末成由美

 

吉本新喜劇の看板女優として活躍した山田スミ子(本名・山田寿美子=享年73)さんが、直腸がんのため2月12日に死去していたことを受け、舞台で共演した池乃めだか(75)、末成由美(72)、浅香あき恵(62)が6日、事務所を通じて追悼コメントを寄せた。

 33歳の時、漫才から新喜劇に入団しためだかは、当時31歳だった山田さんについて「しっかりして、どっしりして、時にはお芝居に関するアドバイス頂いたり、時には優しく叱ってくれたり、振り返れば31歳にしてすごい風格があったなと思います。年下だけど存在感のある先輩でした」。

 続けて「10年くらい前に自分の映画『浪花の弁護士 桜春彦 事件簿』に出ていただきました。それが一緒に仕事をした最後でした。これからももっと一緒に仕事をできると思っていたのに、悲しくて残念です」と悔やんだ。

 山田さんにいろいろ教わったという末成は「一緒に活動していた当時は『女は笑いを取らなくてもいい』とされていた時代でした。そんな中で活躍されているスミ子姉さんの姿を見て、私も頑張ろうといつも励まされておりました。今、女性座員が活動できているのは、スミ子姉さんが道を築いてくださったからこそだと思っています。新喜劇を去ってからも陰ながら活躍は拝見しておりましたので、このような知らせを聞き残念です。逝かれるのはあまりにも若すぎます。ご冥福をお祈りしております」。

 山田さんが怖い存在だったという浅香は「あの時代の上下関係としては、天と地ほどの隔たりがあったように思います。でも『やめよっカナ!?キャンペーン』の時代、スミ子姉さんの座長公演では、舞台への意識レベルの高さを目の当たりにして、たくさんのこと、学ばせてもらいました」と感謝した。

 山田さんの最後の舞台となった昨年8月の大阪・新歌舞伎座「コロッケ特別公演」について「めだか兄さんと差し入れまで買って行こうとしたのに、情報不足でその日が休演日。また改めよう!って結局、行けなかった。もしあの時会えてたらなんて後悔も押し寄せてショックです。心よりご冥福をお祈りします」と振り返り、その死を悼んだ。