5日のTBS系「ひるおび!」は築地市場跡地の対応を巡り、発言がぶれまくる小池百合子東京都知事(66)を特集した。

 小池氏は築地市場の活用を巡り、当初の「食のテーマパーク」構想から国際会議場や展示場などを整備する素案に変更したことが築地関係者の間で「公約違反」と物議を醸している。

 それでも、小池氏は方針転換を否定した。

 落語家の立川志らく(55)は「築地市場で働いている人たちが『ダマされた』『これは違う』と言っているなら、その人たちは説得させる、納得させることをするのが政治家。『いろいろあって方向転換します、より良くしますから』って言えばいいのに」と小池氏の対応を疑問視した。

 就任直後の人気は見る影もなく、求心力を失っている。それでも、強気な姿勢を示していることに志らくは苦言。

「相変わらず気が強いというか、ここらへんなんですよね。支持されなくなったのは、気が強過ぎるから。現場の人たちの声、もうちょっと聞いたほうがいいですよね。現場の人たちが『ダマされている』って言ってるんだから」と不快感をにじませた。