鳩山元首相 米朝首脳会談は失敗との論調に「私はそうは思わない」

2019年03月05日 14時28分

大きな前進

 鳩山由紀夫元首相(72)が5日、ツイッターを更新し、米国のトランプ大統領(72)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(35)による米朝首脳会談に言及した。

 ベトナムの首都ハノイで行われた2度目の首脳会談は、双方の主張が異なり、合意できないまま終わった。

 鳩山氏は「米朝首脳会談は何の合意に至らなかったので失敗だったとの論調が多い」と一般論を引き合いに出し、自身の見解を表明。

「私はそうは思わない。一回や二回の会談で結論が出るはずもない。米側は寧辺の核施設の廃棄では不十分とし、北側は経済制裁を完全に解くことを求めた。これは両者間でネゴし得る問題である。ここまで来たのは大きな前進であろう」と評価した。

 首相時代は沖縄の米軍基地の辺野古移設などを巡り、交渉の駆け引き、合意の難しさを体感した経験がある。

「ではなぜ可能であった北朝鮮との合意をせずに、トランプは席を立ったのか」と続けた鳩山氏は、米国内の状況を考慮した判断であるとの意見を支持した。