大戸屋が不適切動画再発阻止へ異例の全店休業 業績を下方修正

2019年03月04日 16時05分

従業員教育を見直す

 定食チェーンの「大戸屋」は4日、公式サイトに「不適切行為に関する当社対応について」との声明を発表した。

 12日を「私たちの使命と存在意義を見つめ直す日」と定め、ショッピングセンター内の店舗など一部を除き、全店舗を休業する。

「従業員の再教育」と「店舗の清掃」を実施するという。

 大戸屋は先月、店内でマスク男がズボンを脱いで大はしゃぎする悪質動画が拡散し、大炎上した。事態を重く捉え、再発防止のための従業員教育を徹底するという。

「今回の不適切行為で失ってしまった信頼を取り戻す第一歩として、営業を1日取り止めて、従業員の再教育と店舗の清掃を行い、大戸屋グループの全従業員が飲食店で働くことの社会的意義を再認識するとともに、食を提供する者としてのモラルの向上を図ることと致しました」

 当然、営業的なダメージは甚大なものとなる。「今回の全店休業に伴う当社業績に与える影響」として業績予想の下方修正と役員報酬の10%減額を発表した。

 店のイメージ悪化も含め、企業が被った損害は計り知れず、不適切動画により処分されている従業員はさらなる代償を払うことになりそうだ。