「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレック 日本公開決定の脱獄映画「パピヨン」秘話

2019年03月01日 16時30分

米アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック(ロイター)

「ボヘミアン・ラプソディ」で米アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック(37)が出演する“脱獄映画の金字塔”「パピヨン」が、6月21日に日本で公開されることが決まった。スティーブ・マックイーンが演じたパピヨン役は「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナム(38)、ダスティン・ホフマンが演じたドガ役はマレックが務める。

 45年ぶりにリメークされた同作品は、米国では昨年8月に公開されたが、日本での公開は決まっていなかった。

「パピヨン」は、実在の脱獄囚アンリ・シャリエールが実話を基に書き下ろした世界的ベストセラー小説。それを「猿の惑星」の巨匠フランクリン・J・シャフナー監督が映画化し、米国では1973年、日本ではその翌年に公開され大ヒットした。

 今回の作品でメガホンを取ったのは、デンマーク出身で多くのドキュメンタリー作品を手がけたマイケル・ノアー監督(40)。主役のハナムは「パシフィック・リム/アップライジング」のオファーを断ってまで同役を選んだ理由について「ノアー監督の大ファンで、いつか一緒に仕事ができることを心待ちにしていた」と明かした。

 本作品は2017年に撮影されたことから、マレックにとっては同時進行していた「ボヘミアン・ラプソディ」との調整もあり、出演が危ぶまれた。そんな中、共演者ハナムからの「ブラザー、一緒にやり抜こう!」という熱烈なエールが後押しし、共演が実現した。

 マレックは「ホフマンの解釈するドガが好きだ。自分はこのキャラクターをもう少しとがらせ、もろさを抑えた」と言う。オスカー俳優となったマレックには出演オファーが殺到する中、米メディアは今週、20年公開予定の「007」最新作で悪役としての出演交渉が最終段階だと報じている。