自由党の小沢一郎共同代表(76)は28日、公式ツイッターで、毎月勤労統計の不正問題に言及した。

 27日、厚生労働省の特別監察委員会は「組織的隠蔽を認めない」とする追加報告書を公表した。

 野党が猛反発する中、小沢氏は「組織的隠蔽なし。不正統計に関する特別監察委員会報告書。監察委、格好いいのは名前だけ。お友達によるお友達を庇うための壮大な茶番劇」と厳しく糾弾した。

「森友・加計以来の不正隠しの常套手段で、国民を不正に徐々に慣れさせる悪質な手口。頭が腐れば全部腐る。安倍政権の最大の罪は、この国のモラルを崩壊させたこと」と安倍晋三首相(64)を腐ったみかんに例え、責任を追及した。

 安倍首相は「厚労省は真摯に反省を」と話し、再発防止を徹底するよう呼びかけている。