博多大吉が「世界一性格の悪いプロレスラー」から学んだ名言

2019年03月02日 16時30分

鈴木みのる(左)と博多大吉

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】大のプロレスファンである博多大吉は、「世界一性格の悪い男」というキャッチフレーズで独特の存在感を放つプロレスラー・鈴木みのる選手から学んだことがたくさんあるという。

「芸人としてやっていくうえでプロレスラーの考え方は、参考にしていますね。鈴木選手の『誰もがアカレンジャーになれるわけではない』という名言。こういう仕事をやっているぐらいですから、僕だって人前で何かをしたい。もしくは、何かやらなきゃいけないっていう義務感があるんですね。でも全員が全員、中心のアカレンジャーになれるわけないし。赤がいて青がいて、その横に緑がいて。向こうを見たら黄色がいて、ピンクがいるから面白いんだ、と」

 そのため大吉は、番組によって役割を変えている。「自分の番組だと自分が赤にならないと、他の人たちも混乱するっていう。だから、番組によって『自分は、何色なのかな?』っていうのを考えたりしますね」

 鈴木選手のプロレスラーとしての所作に感銘を受けたのが有吉弘行だ。かつて「とんねるずのみなさんのおかげでした」で、鈴木選手と熱々の小籠包の早食い対決をしたことがある。

「見事に勝利を収めてね。プロレスラーに小籠包を食うスピードで勝つなんて、なかなか考えてもみなかったですけどね。相手にならなかったですよ、マジで」

 有吉はこのとき、プロレスラー相手に乱闘も行った。「イスを投げたり一斗缶をぶん投げて、鈴木さんの頭が割れちゃうっていう。マジで追いかけられて、殺されるんじゃないかって思いましたけどね。最終的に優しく『まぁまぁ、いい、いい。面白かったよ』って。さすがだな、プロレスラーってスゴいなって思いましたね」

 南海キャンディーズの山里亮太も鈴木選手のひと言に心を打たれた。山里が両国国技館で行われたDDTプロレスに出演し、肛門を爆破されたときのこと。

「俺はリングの外の裏の道で肛門を爆破されたから、ディーノ選手と坂井選手に肩を貸してもらって歩いているわけですよ。そこに鈴木選手がいて。実は鈴木選手とは昔、飲んだことがあって。そこでイジメっ子が休み時間にプロレス技をかけるみたいに飲みの席で技をかけられて。『絶対に鈴木みのるなんかに会いたくねぇ』って思ってたんだけど。俺が肛門爆破されて、息も絶え絶えで歩いているわけですよ。そしたら『おいテメェ、男だったんだな。カッコ良かったよ。だけど、俺の試合の方がもっとカッコいいけどな』って。それで試合に向かっていくっていう。別に裏の通路だから観客とかいないんだよ。それがカッコいいんだよ」と明かしている。

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。