お笑いタレントのカンニング竹山(47)が27日、ツイッターを更新し「AERA dot.」に書いた沖縄の米軍基地辺野古移設問題についてのコラムをリツイート(拡散)した。

 竹山はその中で、県民投票が行われた翌日の25日、ワイドショーでその扱いがトップニュースでなかったことに不満を表明した。

 同日、都内で発生したJR中央線、総武線の運転見合わせが優先されたことに「普通、トップニュースは県民投票だろう」「何なのこれ?」などと苦言を呈した。

 竹山は県民投票が始まる前から基地問題への関心を寄せ、移設についても「基本的には反対」と発信、態度を明確にしていた。

 しかし、そんな関心事も、突発的に発生した首都圏大動脈のマヒで、脇に追いやられた。アクシデントとはいえ、納得できなかったようだ。

 ネット上では「竹山さんの言うとおり」「安倍政府へのあからさまな忖度」との声や「報道の自由なんだから視聴率優先、都民優先なのも自由」「沖縄県民投票の無意味さをテレビ自体が承知していたからでは?」「普通の人は、JRの運行状況の方が気になる」などの意見が上がっている。