中居正広 異例の新番組立ち上げ発表のウラに「独立問題」

2019年02月28日 11時00分

ジャニーズ事務所

 思わぬところから問題が露見した。日本テレビが25日に開いた定例会見が波紋を呼んでいる。元SMAPのタレント中居正広(46)がMCを務めるバラエティー番組「ナカイの窓」(水曜午後11時59分)が3月いっぱいで終了し、4月から中居をMCに据えた新番組が立ち上がることを発表したのだが、これには中居のジャニーズ事務所からの独立問題が大きく影響したことが発覚。舞台裏を追跡すると、意外な事実が判明した――。

 25日に行われた大久保好男社長の定例会見終了後、福田博之編成局長が突然、驚きの発表を行った。「ナカイの窓」は3月いっぱいで終了。さらに新設される「金曜プラチナイト」枠(午後11時59分~午前0時54分)で、中居をMCに据えた新番組を立ち上げることをポツリと付け加えたのだ。

「新番組は普通、PRのため大々的に発表するが、今回はなぜかコソコソと発表。その場にいた記者からの質問に福田局長は『詳細は何も決まっていないよ』と明らかに不機嫌な表情でコメント。社長会見に来るのは日テレの番(担当)記者だけ。空気を察した記者からはそれ以上の質問はなかった」(関係者)

 新番組発表がある場合、より多くのメディアに取り上げてもらうため、宣伝部から事前に会見の案内が届くが、今回は何の連絡もなかったため、定例会見に参加しなかったメディアから多数の抗議が寄せられた。

「実は会見の案内を送るかどうか検討したが、最終的には何も告知しなかった。定例会見に来た番記者だけに情報公開することは、福田局長のひと言で決まった」(同)

 その背景にはくすぶり続ける中居の独立問題があるという。

「中居の独立については年明けに一部で報じられたが、ここだけの話、ジャニーズ離脱は決まっていた。連休明けの5月末に『今年9月をもって円満退所』を発表すると、日テレ内では噂されていたんです」(事情通)

 中居の独立が報道されるきっかけになったのが「ナカイの窓」と、テレビ朝日系の「中居正広の身になる図書館」の2番組が3月で打ち切られること。「身になる図書館」の打ち切りはまだ発表されていないが、本紙は1月19日発行で既報している。

「5本のレギュラーのうち、いきなり2本が消えてしまう。視聴率が悪いのなら理解できるが、2つとも高視聴率をキープ。打ち切る理由がない」(前出事情通)

 もちろん打ち切りになるのは、ジャニーズの意向が働いたため。その結果、納得がいかない中居が退所を決めたといわれていた。

「中居は、先にジャニーズを退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が所属する『新しい地図』に合流するため準備を始めたと噂になった。昨年末には『4人で会食した』『沖縄で密会していた』などといわれていた」(芸能プロ関係者)

 ところが急転直下、残留が決まったとの情報が流れている。いったい、どういうことなのか?

「犬猿の仲といわれていた中居とタッキーがお互いの利益を考え手を組んだ」。こう証言するのは日テレの宣伝部幹部だ。ジャニーズ所属タレントの育成や舞台・コンサートなどをプロデュースする系列の新会社「ジャニーズアイランド」の代表取締役社長に就任した「タッキー」こと滝沢秀明(36)に、中居が“絶対服従”を誓ったという。

「名より実を取ったということ。いわば保身ですよ。ジャニー喜多川社長のちょう愛を受けるタッキーを後ろ盾に芸能界を生き抜こうと覚悟を決めたそうなんです」(前出芸能プロ関係者)

 こうして「ナカイの窓」と「身になる図書館」は終了するものの、新たに中居をMCに据えた新番組が立ち上がる。

「4月から日テレでは、金曜プラチナイト『中居クンのホンネの本音(仮題)』がスタート。テレ朝でも『中居のショーワイドでSHOW(仮題)』が土曜の午前に放送される」(前出の事情通)

 中居がジャニーズに残るのなら、新番組も堂々と発表すればよさそうなものだが、なぜ日テレはコソコソと隠れるように発表したのか?

「中居のジャニーズ残留は、まだ正式に発表されたわけではない。もし新番組を堂々発表した後で、中居の気が変わって独立することになったら、日テレはジャニーズに配慮して新番組を打ち切りにせざるを得ない。そうなる可能性も考慮したんですよ」(前出幹部)

 日テレの余計な“忖度”で、まだ中居とジャニーズがしっくりいっていないことが露呈したとしたら、何とも皮肉な話だ。