25日に放送されたTBS系「サンデー・ジャポン」では、文部科学省が検討に着手した学校へのスマートフォンの持ち込みについて特集した。

 文部科学省は19日、小中学校への携帯電話やスマートフォンの「持ち込み原則禁止」の通知を緩和する方向で見直す検討していることを発表。先んじて、大阪府教育庁は、2019年度から公立小中学校で持ち込みを認めることを決めた。

 この報道に対して、長男が4月から小学校に入学するという小倉優子(35)は「(賛否について)どっちとも言えないけれど、居場所が分かったり、安心な面ももちろんある」とコメント。

 一定の理解を示す一方で「でも、やっぱり心配で、親の目のいき届かないところで知らない人と知り合ってしまうとかは心配。でも親が制限もできるから、子供や学校に預けっきりではなく、親がきっちりここまではやらせないというのをしなくてはいけないと思う。OKにしても親に対して『ここまでにしてください』というものを(行政側に)出してもらった方がいい」と提言した。

 ゲストから賛成寄りの意見が出ると、元衆院議員でタレントの杉村太蔵(39)は猛烈に反論。「キッズケータイがあって、連絡先が限られていて、カメラもついてない、ネットもつながっていない、これはウチも持たせている」と前置きした上で「歩きながらスマホの痛ましい事故が増えるのは心配。もし、解禁になったら学校に持ち込める物品の中で桁違いに高額になる。これはやっぱり、いじめの温床になる。持たせてあげたくて持たせてあげられない家庭もある」と主張した。