次世代ボーカル&ダンスグループ「民謡ガールズ」が22日、カンボジアのプノンペンで開催された「日本カンボジア絆フェスティバル」に初めて出演。現地の方々と交流を楽しんだ。

 民謡ガールズは民謡を習う民謡メンバーと、歌とダンスを得意とするガールズメンバーから構成されるグループで、2016年にメジャーデビュー。昨年11月に発売したセカンドシングル「ミライ」はTBS系バラエティー番組「有田ジェネレーション」のエンディング曲に起用されるなど、話題になっている。

 彼女たちが出演した「日本カンボジア絆フェスティバル」は、12年から毎年開催されている、カンボジアでは最大級の日本文化紹介イベント。民謡ガールズにとって昨年、韓国・ソウルにて行われた日韓交流イベント「日韓交流おまつり2018 in Seoul」に出演して以来、3回目の海外イベント出演となる。今回は11人のメンバーの中からりょう、まつり、らむ、みのり、りなの5人が参加した。

 前日21日に行われたオープニングセレモニーでは、会場に収まりきらないほどの来場者が集まる中、民謡ガールズの5人はファーストシングル「キラリ☆夢音頭」など3曲を披露。最後にはカンボジアの楽曲「オプ オーサートー」を出演者全員で歌う場面も。りょうは「みなさんが手拍子とか声とか、一緒に盛り上がってくださったので、とっても楽しかったです」と語った。

 この日は、集まったカンボジアの学生ら200人に、メンバーが「ソーラン節」の歌とダンスをレクチャー。三味線の生演奏で一緒に「ソーラン節」を歌い、現地の方々との交流も楽しんだ。まつりは「みなさん覚えるのが早くて、一緒に踊ってくださったので、とても盛り上がりました」と笑顔をみせた。

 また、その後のコンサートでは「キラリ☆夢音頭」、「ミライ」などのオリジナル曲や、「ソーラン節」や「秋田音頭」などの民謡をアレンジした楽曲など全13曲を披露。日本に古くからある民謡からアップテンポなダンスナンバーまでバラエティーに富んだ構成で、カンボジアの来場者を盛り上げた。