総合格闘家との二刀流で活動する地下アイドル「仮面女子」川村虹花(23=アリス十番)が17日、東京・秋葉原の仮面女子カフェで「生誕祭」を行い、改めて総合格闘技との両立を明言した。

 川村は2017年12月にセミプロルールで総合格闘技に初参戦し判定勝ち。昨年3月のプロデビューは判定負けしたが、プロとして「2勝2敗」の戦績で念願の大みそかの格闘技イベント「RIZIN 平成最後のやれんのか!」出場を果たした。TKO負けを喫したものの、地上波で戦いの模様が放送されると「総合格闘技をしているアイドル」は一躍全国区になった。「街中でも、声をかけられたり、テレビがきっかけで仮面女子のライブや私の生誕祭にきてくれた方がいます」(川村)

 RIZINの試合前からアイドル活動を休んでおり、試合後のケガもあって、ライブ出演は約2か月ぶり。開演はRIZIN入場シーンを再現、ラストの曲の落ちサビはリングに囲まれながらという、格闘技の試合会場をイメージするなかで熱唱した。

 久しぶりのステージを終えた川村は「格闘技の練習をしていたので、体力や動きに不安はなかった。でも、息つぎを忘れて苦しくなった」と笑った。総合格闘技との両立について「長続きしない性格だけど、(格闘技は)楽しいから続けられる。この1年は勝ったり負けたりなので、採点すると50点」と厳しく自己採点。今後について「試合は6月以降になります。今年は全部勝ちます!」と力を込めた。