地下アイドル「仮面女子」の雪乃しほり(28=スチームガールズ)が先週末の16日、東京・秋葉原の仮面女子カフェで生誕祭を行った。

 雪乃は2015年10月、研究生ユニット「スライムガールズ」でステージデビュー。18年1月、仮面ユニットの一つであるスチームガールズに昇格し、仮面女子メンバーになった。アイドルとして遅咲き、仮面女子としても年長グループになるが、「死ぬほどつかれて、死ぬほど楽しもう」をモットーに2部公演のアタマから他のユニットに参加し、年齢を感じさせないパフォーマンスで会場を沸かせた。

 メンバーからの手紙は黒瀬サラ(22)が担当。「よく気遣いができる」と持ち上げる一方で「よく転ぶし、聞き間違えが激しく、よくかむし、耳が遠いし、ダンスの間違え方が面白く、おばあちゃんかな?と心配になることもあります」と愛のあるディスりで会場を笑わせた。

 公演後、雪乃は昇格後の活動を「ラジオのパーソナリティー、グラビア、声優とかライブ以外での個人の活動が増えた」と充実の一年だったと振り返る。最後のあいさつでは「27歳の自分よりキレイでかわいくなる」「30歳までアイドルをやっていると思う」と、自分磨きにいそしみ、大台超えを宣言した。

 最近のイベントで「セクシー女教師」のキャラを演じたが、先日は若いメンバーとともに「制服ライブ」を敢行。「もう、いいかな」と“制服卒業”を口にする雪乃に、他のメンバーは「まだ大丈夫!」と声を揃えて反対。水野ふえ(23)は「高校生には見えないけど、まだまだいけます」と背中を押した。