猪木氏の電撃加入で国民会派が野党第1党 小沢氏とのタッグ訪朝実現か

2019年02月22日 16時30分

手を取り合った(左から)玉木氏、猪木氏、小沢氏

 無所属のアントニオ猪木参院議員(76)が小沢一郎氏とのタッグによる訪朝を実現か。

 猪木氏は21日に都内で会見し、国民民主党(玉木雄一郎代表)会派入りを表明した。会見には国民と衆参両院で同一会派を組む自由党の小沢一郎共同代表が同席した。現在の参院会派勢力は、国民と立憲民主党が27議席で並んでいる。猪木氏の電撃加入で国民会派が野党第1会派となり、国会運営で与党との交渉役を担う。

 猪木氏は「いろんなところから圧力がありましたが、私の性格は圧力があればあるほどはね返そうとなる。時々、アゴが引っかかりますが…」とジョーク交じりに話すと「命をかけてみなさんの手となり足となり、身を挺してでもみなさんの力になりたい。思い切った政治改革を頑張っていきたい」と意気込んだ。

 小沢氏は「日帰りで韓国に行ったが、日韓関係は意思疎通ができていない。私は北朝鮮にチャンネルがないが、猪木先生は北朝鮮と自由に会話ができる。これから我々の力になってもらいたい」とエールを送った。

 玉木、小沢両代表に「猪木氏が訪朝する時には同行するか」と本紙が聞くと、玉木氏は「今の段階では仮定の話にはコメントできない」としたが小沢氏は「今、北朝鮮と対話ができるのは猪木先生しかいない。そういう対話の中で実現できるなら、いつでも実現したい」と猪木氏とのタッグでの訪朝を明言した。

 猪木氏は時期について「北朝鮮は毎年4月15日と9月9日に行事がある。早い段階で超党派として行きたい」とした。

「コリア・レポート」の辺真一編集長は「猪木氏は北朝鮮に何十回も行っていますが、金正恩氏との面会は公式に実現していません。小沢氏と一緒に行ったら会えるかといえば無理。しかし、北朝鮮は両氏の訪朝は歓迎する。安倍政権が米国を通じて何度メッセージを送っても北朝鮮は聞く耳を持ちませんが、両氏の訪朝が実現すれば、安倍政権へのプレッシャーにつながるでしょう」と話している。