尾木ママ 小中学校へのスマホ解禁は「高速道路を小学生に無免許で運転させるようなもの」

2019年02月20日 10時38分

メリットはない

 教育評論家の尾木直樹氏(72)が19日、ブログで小中学校へのスマホ解禁に、改めて苦言を呈した。

 これまで原則禁止としていた小中学校へのスマホ持参を大阪府が4月から解禁。文部科学省も、検討の意向を示した。

 災害時の安否確認が目的とされるが、尾木ママはいじめを助長したり、悪影響があるとして反対していた。

 これに付け加える形で「緊急時の連絡用に小学生にスマホの愚策!!」と題した尾木ママは、「言葉キツくてゴメンなさい!」と謝りつつも、断固として容認できない姿勢を強調した。

 理由として「(小学生が)スマホの危険性に全く無頓着だからです」と指摘。

「スマホの積極的なリテラシー,使い方教育も何もせずに持たせるなんて無謀です」「スマホは世界につながっている高速道路を小学生に無免許で運転させるようなもの」と警鐘を鳴らした。
 
 小学生が高速を運転すれば、事故は多発。いじめやゲーム中毒、SNSへの没頭、悪質なサイトの利用などスマホのデメリットを挙げれば、きりがない。

 尾木ママは緊急時の手段とする声も「キッズケータイや他の手段があるのに安易過ぎます」と批判。「災害時の安否確認用にスマホは有り得ない錯覚ですね」と大人目線の政策と切り捨てた。

「小学校は『子ども守りたい』など地域の力など交通災害防止と兼ねてはどうか」と代替案を披露した。
 
「文科省まで動揺とは情け無い しっかりエビデンスを研究して下さいませ!」(原文ママ)と重ねて訴えた。