最上もが 過去の「バイセクシャル」カミングアウト報道に不満「もともと何も隠していない」

2019年02月19日 16時36分

最上もが

 アイドルグループ「でんぱ組.inc」元メンバーの最上もが(29)が19日、都内で行われた映画「サタデーナイト・チャーチ―夢を歌う場所―」(22日公開)のPRイベントに出席した。

 映画は、米ニューヨークに実在するLGBTの人々のための支援プログラム「サタデー・チャーチ」を舞台に、性に悩む若者たちを描く感動作だ。

 性的少数者であるLGBTは13人に1人いるといわれている。自らを“ボク”と呼ぶ最上は「クラスの中でかわいい女の子の写真を待ち受けにしていたら『レズなの?』と尋ねられた。うちの高校のクラスは女子だけで、女子のカップルがいたので、ボクにとっては自然なことだった」と告白した。

 続けて「僕は性別を気にしないと言っていたが、テレビ番組でそう言ったことをきっかけに好き勝手に書かれるようになった。ボクにカミングアウトした意識はなくて、もともと何も隠していなかったのに。マスコミはウザい! ニュースって笑っちゃうくらいウソばっかりで、ボクはメディアが嫌い」と、わざわざ報道陣を集めた会場で一気に胸の内をブチまけた。

 問題のテレビ番組は、最上の恋愛についての告白を再現VTRとして放映したという。「相手が特定できないようにとお願いしたのに、分かりやすいように編集されていた。相手の女性からクレームがきて、もう二度と言わねえと思った」と憤る。

 結果として“カミングアウト”と受け取られた。以前から同性愛者の女性ファンから悩み相談の手紙が寄せられ、丁寧に返信していた最上の元には、そうした女性ファンからの手紙がさらに増えたといい、苦笑しながら「いまだに女の子から婚姻届が送られてくる」と打ち明けた。

 さらに「バイセクシュアルがおかしいみたいな感じで伝えられたが、だからなんなんだよと思っていた。ファンは知っていたし、もがちゃんだったらそれっぽいねと思われていたはず」と振り返った。

 アイドル時代は恋愛禁止ではなかったが「ファンを悲しませてはいけない」という考えから、恋愛の話はしなかった。だが、グループを脱退後の2017年10月に放送された「有田哲平の夢なら醒めないで」(TBS系)では、最上の告白を元に、金髪ショートカット美女と仲良くじゃれ合う衝撃的な再現VTRが流され、女性芸能人と交際していたことが明かされた。

 放映時、相手がすでに結婚していたことを理由に名前は伏せられたが、ネット上では、再現VTRに登場した女優の容姿が、4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のSaori(32)とソックリだと話題になった。

 Saoriはルックスが似通った最上と仲が良いことで知られ、17年1月に俳優の池田大(32)と結婚。18年1月に第1子を出産している。