はなわ(42)の楽曲「咲きほこれ埼玉」が地元局・テレビ埼玉の開局40周年記念ソングに決定したことが18日、発表された。

 埼玉への愛をエレクトロなサウンドと軽快なリズムに乗せて歌う楽曲。20日にリリースする新シングル「埼玉県のうた」に収録される。

「開局40周年のキャッチフレーズに『感謝!感謝!40周年!』を掲げていますが、埼玉県の魅力を歌っている『咲きほこれ埼玉』がピッタリということで、起用させていただきました。はなわさんが、埼玉県春日部市のご出身という縁もあります」(同局の担当者)

 はなわは、2003年にリリースした佐賀を題材にした楽曲「佐賀県」がヒット。NHK紅白歌合戦にも出場したが、実は出身地は埼玉県だ。

 今回のオファーに、はなわは「実は、僕が生まれたのは佐賀県ではなく埼玉県なんです。親の転勤で小学生の頃に佐賀へ引っ越したこともあり、当時『佐賀県』の歌を作りました。最近、仕事で埼玉を訪れることがよくあるのですが、そのたびに『この街に親が住んでいなければ今の自分はいないんだよなあ』と考えるようになりました」ときっかけを明かした。

 22日には女優の二階堂ふみと歌手のGACKTがダブル主演する映画「翔んで埼玉」が公開される。埼玉県をディスるギャグ漫画を実写化した映画で、埼玉県の上田清司知事が公認するなど話題を集めている。

「『ダサイタマ』という呼び方がされたり、たびたび“埼玉いじり”が注目されてきた。映画公開で、埼玉ブームが起きるかも」(映画関係者)

 はなわは、同映画の主題歌「埼玉県のうた」を担当し、テレビ埼玉も映画の製作委員会に名を連ねる。はなわは「自分が生まれた街『埼玉県』を盛り上げることができればと本気で思っています! 埼玉を愛するすべての人とともにに埼玉ブームを巻き起こしたいです!」と意気込んでいる。