立憲民主党の蓮舫副代表(51)とエジプト出身のタレント・フィフィ(42)が18日、ツイッター上で火花を散らした。

 フィフィは17日、ツイッターで「平成16年の警察の積極的介入を盛り込んだ児童虐待防止法改正に反対した蓮舫議員」と断定した上で、蓮舫氏の“変心”を批判。

「あなたは本当に国民の側に向いているのですか? それ以前に同じ親の立場として問いたい、なぜあの時反対したのですか?」などと蓮舫氏に問いかけた。

 これに対し、蓮舫氏は「何か誤解が流布されているようです」と困惑気味に反応。

 2004年の児童虐待防止法改正は4月に成立しており、蓮舫氏が議員になる前だった。

 蓮舫氏は「2004年夏に初当選」「私は2004年7月11日の参議院議員選挙で初当選」と2度にわたり強調。さらに「反対した」というフィフィの主張そのものも「私は議員になってから児童虐待をなくすための活動に力を入れています」と切り捨てた。

 蓮舫氏は証拠となるデータを添付。公式サイトにも議事録を掲載し、フィフィの主張を全面的に却下した。

 その後、フィフィは「蓮舫さんに問いたいとしていたツイートに対し立憲民主党から連絡があり、児童虐待防止法改正法案と彼女が当選した時系列に一部誤認があるとの返答を頂きました。その後議員としてどの様な働きかけをしたのか、そこにまだ疑問が残りますが、謝罪の念をこめ削除という対応をさせて頂きます」と返答。

 投稿を削除したものの、すぐに「私の影響力ってw」と書き込むなど、騒動を気にするそぶりは見せなかった。

 しかし、そんなフィフィに、同党から直接、抗議の電話があり、またもやこれらのツイートを削除。

「蓮舫さん、先ほど立憲民主党の方から直接お電話を頂きました。今回の件について多くのメディアが誤認に基づいたネット記事を配信したとのこと、そのネタ元が私のツイートであったとのことなので直接お詫び申し上げます。私のツイートは削除しました」とつづった。