お笑いタレントのカンニング竹山(47)が13日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」に出演。白血病を公表した競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)に言及した。

 竹山は相方の中島忠幸さんを白血病により35歳で亡くしている。

 世間では難病のイメージが強いが、闘病生活を見届けた竹山は「現実はドラマとは全然違う」と指摘。「治るんですよね。ヤバイって感じするけど、治った人もいっぱいいる。子供で闘っている人もいっぱいいる」と訴えた。

 中島さんの場合、当初は「風邪だろうと思った」という。睡眠不足が続き、多忙を極めていた時期だった。それでも、我慢を重ねていると「ある日、ロケバスから立てなくなって」。異変は突然やってきた。

 竹山にとってはまさに悪夢だった。相方の無念を背負い、生きてきた。「ボクの人生において『白血病』という3文字は憎らしくしてしょうがない」と振り返った。
 
 年間の発症数は1万4000人。患者一人ひとりが日々闘っている。「なかなか厳しい治療になると思う。ボクも相方の時、ずっと横で見てましたから」

 周囲にできることは限られている。竹山は「何をすればいいかと言ったら『絶対治る』と信じるしかない。それだけ考えることが応援につながる」と力を込めた。