大河最速1ケタ視聴率「いだてん」逆襲秘策 転げ落ちる数字に歯止め「のん待望論」

2019年02月14日 11時00分

待望論が巻き起こっているのん

 早くも大ピンチだ! 10日放送のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の平均視聴率は関東地区で9・9%だった。大河ドラマ史上、第6話で1桁に転落したのは史上最速で、なんとも不名誉な形で“いだてん”ぶりを発揮してしまった。視聴率低迷の原因としては、3つの問題が指摘されており、なかなか改善するのは難しそう。そこで救世主として名前が浮上しているのが“あの女優”だ。

 来年開催される東京五輪に向けて、大きな期待を背にスタートを切った「いだてん」だが、快走どころか急失速となってしまった。

 記録が集計されている1989年以降で、大河ドラマの視聴率1桁は、昨年10月7日放送の「西郷どん」第37話(9・9%)以来で、第6話での1桁転落は“史上最速”という不名誉な記録を作ってしまった。関東以外の地区では第6話はさらに低い数字が出ている。

 ドラマは、歌舞伎役者の中村勘九郎と俳優の阿部サダヲがダブル主演し、役所広司演じる東京高等師範学校の嘉納治五郎校長のもとに、五輪の招待状が届いた1909年から、64年の東京五輪開催までの激動の55年間を描く。

 脚本を担当するのは“クドカン”こと宮藤官九郎。NHKとクドカンがタッグを組み、2013年に大ヒットしたドラマ「あまちゃん」に出演した小泉今日子、橋本愛、ピエール瀧、勝地涼ら“あまちゃんキャスト”も再集結。また、演出や音楽などスタッフまでも同じで、まさに“あまちゃんファミリー”が勢揃いしている。ところがフタを開ければ、最速1桁記録とは…。

「オリンピックイヤーへの流れがある中、高視聴率の期待が大きかっただけに、局内は落胆ムード。東京五輪の機運を盛り上げるどころか、しぼませる結果になっていますよ」(NHK関係者)

 関係者の話を総合すると、主な原因は3つ。

 まず1つ目は、勘九郎演じる主人公で日本初の五輪出場選手・金栗四三(かなくり・しそう)がマイナーすぎるという指摘だ。

 芸能プロ関係者の話。

「“日本マラソンの父”と呼ばれていますが、世間的には知られていません。視聴者が感情移入しようにも無理があるのではないか。面白い演出を入れても『そもそも誰?』という疑問がくすぶったままなのです」

 2つ目はテンポ。クドカンドラマといえば、小気味良いストーリー展開が魅力だが、これが今回裏目に出ているという。
「朝ドラの15分という尺だったらマッチしたが、45分間の大河ドラマにそれをあてはめたら、慌ただしく感じてしまう。コミカルな半面、上滑りしている印象ですね」(芸能関係者)

 そして3つ目は、金栗がマラソンに目覚めた当時とその後の2つの時代を行き来する進行が挙げられるという。
「これがわかりにくい。伏線を張っていても、行ったり来たりするので、視聴者が置いてけぼりになっている可能性がある」(同関係者)

 このままでは視聴率がどんどん下がっていくのは避けられそうもない。どこかでカンフル剤的な劇的なテコ入れが必要になる。そんななか「やっぱり」というか“あの女優”への待望論が渦巻いている。

「『あまちゃん』で主演したのん(旧芸名・能年玲奈)です。出演者とスタッフを見れば、むしろのんが出演しないのが不自然なくらい。元事務所とのトラブルがいまだに尾を引いているという話もありますが、昨年10月に、のんサイドが元所属事務所を訪れ、和解を申し入れたことも明らかになっている。クドカンのことですからアッと驚く“サプライズ”を考えていないはずがない。局内でも『のんに出てほしい!』という声が噴出していますよ」(前同)

 クドカンも露出が激減したのんを応援しているというだけに、とびきりのタイミングでのオファーを考えているはずだ。

 ネット上でも“のん登場”を待ちわびるファンが多数いる。低迷する視聴率に局内からも「待ったなし」の声が出ている以上、緊急登板も十分あり得そうだ。

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