キネマ旬報主演賞を“夫婦でW受賞”安藤サクラの涙に込められた思い

2019年02月12日 16時30分

受賞を喜ぶ安藤サクラ(左)と柄本佑

 女優・安藤サクラ(32)が、夫で俳優の柄本佑(32)の主演男優賞受賞に涙を流したワケは…。

 柄本、安藤は10日に行われた映画賞「2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式に夫婦揃って出席し、それぞれ、主演男優賞、主演女優賞を受賞した。

 自身の主演女優賞に安藤は「何を話せばいいのか…、うまくしゃべれなくなっちゃった」と緊張した様子だったが、「素敵なダイナマイトスキャンダル」を含む3作品で主演男優賞を受賞した夫・柄本の表彰の際に壇上で並ぶように促されると、人目をはばかることなく、涙を見せた。

 柄本は「こんなところで泣くと、明日の新聞で大きく取り上げられるぞ!」と突っ込んだが、安藤は「こんなお祭り騒ぎはもうないからいいやって」と笑顔。

 司会者から、妻の涙について柄本が感想を求められたときだ。いきなり安藤が割って入り「こういうのはいいんです、男はドシッと構えていれば!」と2人の“夫婦漫才”に。会場も大爆笑だった。

 柄本が主演賞を獲得したのは今回が初めて。安藤はすでに複数回の受賞経験があり、賞レースでいえば妻が“先輩”だ。それでも、過去のブルーリボン賞でのインタビューでは「早く、佑に賞を取ってほしい」と夫の“出世”を願っていた。

「サクラさんは本当に旦那さんへの思いが強い。役者同士、尊敬し合っていますし、その実力を信じている。だから、サクラさんは『早く、世の中に評価されてほしい』と佑さんのことを話していました」(映画関係者)

 この涙には昨年10月に亡くなった柄本の母、角替和枝さんへの思いも込められていた。

 柄本が「母の口グセは『何でもない日、万歳』だったけど、今日ぐらいは『何でもなくない日、万歳』と言ってくれるかな」と亡き母をしのぶと、安藤も大きくうなずいた。夫唱婦随の活躍は今後も続きそうだ。