スーパー銭湯アイドル「純烈」が9日、大阪・箕面温泉スパーガーデンで4人体制となって初の健康センターでのライブを行った。

 複数の女性とのトラブルが発覚して、先月、友井雄亮氏(38)が脱退してから初めてのスーパー銭湯での単独ライブ。約400席の事前発売した指定席は15分で完売したといい、立見席は入場規制がかかるほどの盛況ぶりだ。

 リーダー・酒井一圭(43)は「明治座公演では前川座長に甘えていたが、純烈のホームである健康センターは今日が一発目。湿っぽくいくか悩みましたが、いつも通りやることにしました」。

 最年少・後上翔太(32)も「いろいろありましたが、紅白歌手になって帰ってきたステージなので、いつも通りやりたいですね」と話すと、リードボーカル・白川裕二郎(42)は「帰ってきたなと感じるし、匂いで落ち着くね」と話した。

 後半のMCでは酒井が、引退した友井からファンに宛てた手紙を読み上げ、会場は泣きじゃくる声であふれた。最後の曲「プロポーズ」の歌唱が終わると、ファン全員が「純烈大好き」という紙を掲げ「一人じゃないから」を合唱するという逆サプライズも受けた。

 最年長・小田井涼平(47)は「5人で紅白に出たという事実は思い出として残る。友井にも純烈として活動してきたことが誇りに思えるように、4人で頑張っていきたい」と改めて意気込んだ。

 最後に酒井は「今、世の中的には惨めな4人組に見えているかもしれませんが、ここから紅白出たらすごいよな!」と語り「みんな、それぞれの道を頑張っているというのを信じて、健康センターでのライブは続けていきたいと思います」と決意を述べた。