V字回復・純烈の非常事態と苦悩 友井DV騒動時に敏腕マネ不在

2019年02月08日 11時00分

酒井(左から3番目)のリーダーシップでグループ最大のピンチを乗り切った

 男性歌謡グループ・純烈を支えてきたスタッフの一人が「あの騒動」の“あり得ない舞台裏”を本紙に激白した! 夢だったNHK紅白歌合戦への初出場から一転、女性スキャンダルを報じられた友井雄亮元メンバー(38)が脱退、4人で再始動することになった純烈。騒動の真っただ中で「6人目のメンバー」と慕われた敏腕マネジャーが、身内の不幸というやむを得ない理由で不在だったことを関係者が明かした。

 4人体制となった純烈は「50周年記念 前川清特別公演」に4日まで出演した後、8日からは全国各地でディナーショーやライブを行う。

 年配の女性ファンが多いグループにとって、友井の複数の交際女性に対するDVや金銭の使い込み報道のダメージは致命的かと思われたが、関係者によると、予定された仕事がキャンセルになったことは今のところ一件もないという。

「まずは1月9日に『文春オンライン』で概要が報じられ、10日発売の『週刊文春』で詳細が判明した。友井は翌11日に1人で会見に臨み、事実関係をほぼ認め、グループからの脱退と芸能界引退を表明した。4日後の15日に残りの4人のメンバーも会見しました。早急でしっかりとした対応が騒動を沈静化させたことは間違いないと思います」(テレビ局関係者)

 騒動で常に矢面に立っていたのは、リーダーの酒井一圭(43)だ。

 15日の会見では友井に対して「僕の中であいつは死にました」と厳しい言葉をぶつけたものの、同月24日には「(友井には)きっちりしてもらわないと困る」と前川公演のステージから呼びかけた。一方で「ワイドショーでおなじみの純烈です」と自虐ネタで笑いを誘うのも忘れない。

 しかし、酒井の奮闘はそれだけではなかった。騒動の渦中、マネジャーY氏が不在だったというから驚くしかない。

 本紙の直撃に、友井の会見を仕切った、所属レコード会社・日本クラウンのJPプロモーション部チーフプロモーターの吉野琢庸氏が明かす。

「実は、騒動が明らかになった前日8日、40代のマネジャーの実父が亡くなったのです。そのマネジャーは長男でもあり、葬儀などの手配でどうしても帰省するしかなかった。彼は“スーパー銭湯アイドル”として純烈が注目される前からメンバーと苦楽を共にし、『6人目のメンバー』とも言われる存在。それがグループ最大のピンチのときに、まさかの事態に…。酒井はマネジャーの置かれた苦しい立場を理解し、リーダーとして『俺がやるしかない!』と僕らと騒動に立ち向かった」(吉野氏)

 悪いことは重なるというが、まさに最悪のタイミングだったわけだ。

 酒井にしても、9日に「文春オンライン」で最初に友井のDV報道などの概要が報じられた時点で、詳細はまったく分からなかった。

 純烈は、その日は兵庫・尼崎市にある「ボートレース尼崎」のイベントに参加。友井から「(文春から)直撃されました」とは聞いていたという酒井だが、DV疑惑などを否定していたことは分からなかったという。

「酒井は真っ先にスタッフらとLINEグループを作ることを提案。何が起きているのか情報収集に努め、どうするべきかも先頭に立って考えていた。LINEグループの最初は『スタッフ一丸となり、踏ん張りましょう』という酒井の文面から始まっている。酒井は本当に純烈を愛している。解散も頭に浮かんだとは思いますが必死にリーダーとして何をすべきかを考えていた」(前同)

 2016年から「スーパー銭湯アイドル」と呼ばれ、全国各地で一気にブレークした純烈。今月10日には、その名前が誕生した思い出の場所である「湯乃泉東名厚木健康センター」(神奈川・厚木市)で、無料で特別ライブを開催する。

 夢に掲げた紅白初出場をかなえ、酒井が「2019年は『ありがとう』のツアーにする」と語っていた矢先に起こった騒動。ピンチを乗り切った今、再び上昇気流に乗るだけだ。