【ブルーリボン】2年連続監督賞・白石和彌監督 爆笑・太田の挑発に冷静に対応

2019年02月06日 19時54分

白石和彌監督

 東京スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者が選ぶ「第61回ブルーリボン賞」(東京映画記者会主催)が6日、東京・千代田区のイイノホールで行われ、監督賞は「孤狼の血」「止められるか、俺たちを」「サニー/32」の白石和彌監督(44)が選ばれた。

 昨年、「彼女がその名を知らない鳥たち」で監督賞に輝いた白石監督が連続受賞した。これは1950年に始まったブルーリボン賞の歴史の中で「青い山脈」の故今井正監督、「ビルマの竪琴」の故市川崑監督に続く快挙だ。世界的巨匠2人に肩を並べ、師匠の故若松孝二監督も天国で喜んでいるに違いない。

 白石監督は「知らせを頂いてびっくりした。まさか今年も頂けるとは思わなかった。阿部さん(彼女がその名を知らない鳥たちで主演)とまたここで再会できるなんて。(孤狼の血の松坂)桃李君と会えるのもうれしい。今年の受賞を去年の自分に教えてあげたい」と喜びを語った。

 司会の阿部サダヲ(48)から連続受賞を「3年連続なら市川さんを超えちゃう。狙ってるんですか」と持ち上げられたが「巨匠すぎて何の話だろうという感じ」とピンとこない様子。「映画が豊作の中、良くないニュースも聞くので、作り手に何ができるのか、僕たちが皆で考えてまた作っていきたい」と、作品作りに打ち込むことを誓った。

 作品ラッシュが続く売れっ子の白石監督だが、公開予定の「麻雀放浪記2020」には気がかりな点もある。「実はもめている。結構、やらかしちゃって。誠心誠意作ったが、この間、国会試写の後にいろいろお叱りを受けちゃったみたいで」と頭を抱えた。

 監督賞には、元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)が出演したオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」を手掛けた「爆笑問題」太田光監督(53)もノミネートされていたが、惜しくも受賞を逃した。

 悔しさが収まらない太田監督は先日、ラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBS)で白石監督を挑発したばかり。だが、白石監督は「いろんな方から太田さんがラジオでしゃべっていたと聞いた。太田監督の作品は好き。ぜひ長編を撮って、一緒に映画界を盛り上げましょう」と冷静に呼びかけた。

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