尾木ママ 小4死亡でずさんな対応の児童相談所に苦言「お役所仕事はゴメンです」

2019年02月05日 12時12分

救える命だったーー

 教育評論家の尾木直樹氏(72)が4日、ブログを更新し、千葉・野田市で小学校4年の女児が父親に自宅浴室で殺害された事件に言及した。

 父親に続き、暴行を黙認したとして母親も傷害容疑で逮捕された。

 母親は当初、子供の味方のようにふるまっていたが、父親とグルになった加害者だった。

 一家が転居する前の糸満市の対応を含め、家庭、学校、教育委員会とさまざまな組織の失態、危機意識の薄さの連鎖が凄惨な事件を招いた。

 一方、尾木ママは児童相談所の責任についても言及した。
 
 児相は女児が学校のアンケートに父親による暴力を受けていることをつづった後、一時保護したものの、中途半端な対応のまま解除を決めた。今となっては両親の主張にだまされた形となっている。しかも、この対応を巡り激怒した父親の圧力に教育委員会が屈し、アンケートのコピーを見せる過失につながった。

 尾木ママは「母親から相談受けた児相は真剣に話を聞く耳を持ちませんでした 『わたし達の専門じゃないから』としれっとおっしゃってました! DV問題はたしかに児相案件じゃありません 女性部(センター)の担当ですからーー しかししっかり連携して欲しかった! お役所仕事はゴメンです!」と苦言を呈した。

 夫婦間の暴力も含むDV家庭と児童虐待は密接な関連性があると指摘し、お役所仕事のようには割り切れないと主張。

「児相にはもっとDV問題、虐待疑いの視点から重視して欲しかったです!」と訴え、悔しさをあらわにした。