俳優の杉浦太陽(37)が31日、都内で行われた「佐川男子が届けるキティちゃん10000体 配達出発式」(サンリオ主催)に出席した。

 大のキティちゃんファンで知られる妻の辻希美(31)は、昨年12月8日に第4子の男児を出産したばかり。「キティちゃんを見るとラブラブだった新婚のころを思い出す。部屋はキティちゃん一色だった」と懐かしそうな表情を浮かべた。

 2人がデキちゃった婚した2007年、辻はまだ19歳。キティちゃんをギュッと抱きしめながら、世間の逆風を2人で乗り切ったのだろう。バッシングを糧に“炎上商法”でしたたかにファンを増やし、いまや家族は6人に増えた。結婚当初から一緒にいるキティちゃんもまた、2人にとってかけがえのない家族だ。

 杉浦は「生まれてまだ2か月もたっていないが、4人目で未知の世界に入った。家はドタバタ。毎回、今回が打ち止めと思っているが、育児が落ち着くと『かわいいからまた欲しいね』と思ってしまう」と苦笑した。

 イクメン仲間のつるの剛士(43)は5人の子持ち。気になる第5子については「女男男男なので、妻は『次は女の子が欲しい』と言っている。ただ、妻には体の負担がかかる。全員の出産に立ち会い、命がけのことだと分かっているから、僕は気軽に言えない」と慎重な姿勢を見せた。

 この日は「愛妻の日」。杉浦は家を出る際、つきっきりで育児をしている辻に「いつもありがとう」と感謝を伝えてきたという。ただ、行ってらっしゃいのキスはなかった。

「最近、インフルエンザがはやっているので、『どこで拾うかわからない。一番菌を拾ってくる可能性があるのはあなた』と言われて、キスは禁止されている。手洗いとうがいをしっかりしている」と話す杉浦は、どこか寂しげだった。

 ハローキティ45周年特別企画「HELLO AGAIN」は公募で選ばれた150人に、オリジナルのキティちゃんがプレゼントされる。当選者はキティちゃんとの思い出を添えて、次の人にぬいぐるみを贈ることができ、合計10000人に達するまで続く。