タイ・バンコクを拠点とするAKB48の姉妹グループ「BNK48」が初の選抜総選挙「BNK48 6thシングル選抜総選挙」(第1回BNK48選抜総選挙)を開催。26日にはバンコク市内で開票イベントが行われ、2017年7月にAKBから移籍した伊豆田莉奈(23)が21位にランクインした。

 立候補メンバーは51人でランクインは32位以内。伊豆田は速報順位は「圏外」だったが、中間順位で「22位」、最終結果で「21位」と躍進。AKB時代を含めて初の総選挙ランクインとなった。

 壇上で号泣しながら伊豆田は「最初の発表でランクインしなかったので悲しくて、敗北感を感じていたけど、ファンの皆さんが『負けないでね』『一緒に頑張ろうね』と言ってくれました。だから私は負けずに頑張ってこれました。みなさん、どうもありがとうございました」と感謝。

「BNK48にずっと長くいていいですか?」と呼びかけると、ファンから大きな歓声が起きた。

「伊豆田は、AKB時代に訪れたジャパン・エキスポというイベントで、現地のアイドル熱の高さを感じて自ら移籍を直訴。『BNKをAKBを超えるグループにする!』と単身で乗り込みました。実際、タイで『恋するフォーチュンクッキー』が社会現象になり、一気に国民的アイドルグループに上りつめた。伊豆田の“先見性”は見事だったということでしょうね」(関係者)

 AKB時代から努力家として知られただけに、語学力もメキメキと上達中。積極的に現地メンバーともコミュニケーションを取ってきたという。
「伊豆田のランクインをメンバー全員が喜んできたことからも、愛されるキャラを確立しているのでしょう。少なくともあと3年はグループのために貢献したいと誓っているとか」(前同)

 AKBの黄金期のような人気を得ている現在のBNK。伊豆田の決断は成功だったようだ。