前田敦子が「キンタロー。公認」したワケ

2013年03月29日 11時00分

 沖縄県宜野湾市などで現在開催中の「第5回沖縄国際映画祭」で24日、女優・前田敦子(21)が自分のモノマネをしている女芸人・キンタロー。(31)について初めて語った。AKB公認に続いてついに“前田公認”となったキンタロー。その裏には、今まで出演した映画が大コケ続きだけに「何とか次回作をヒットさせたい。女優として認められたい」という前田の強い“女優魂”があったという。



 前田が成宮寛貴(30)とダブル主演するホラー映画「クロユリ団地」(5月18日公開)が同映画祭の特別招待作品となり、前田は開幕の23日に行われたオープニングイベントから映画祭に参加。だが前田への取材に際して一部の報道陣に、耳を疑うお願いがあった。


 それは「AKB48についての質問はやめてください」「記事にする場合は『元AKB48』という表現もやめてほしい」というものだった。


 前田がAKB48を卒業したのは昨年8月で、まだ7か月しかたっていない。それなのに「AKB48のことは聞かないで」というのは何ともおかしな話だが、事情に詳しい関係者は「前田は『女優として一本立ちしたい』との意向が強く、AKBのイメージから早く脱却したいんです。それでそういうお願いをしている」と指摘した。


 ただ沖縄での前田は、どんな質問にもきちんと答えた。AKBどころかキンタロー。に関する質問にも応じたのだ。24日、舞台あいさつ終了後に報道陣からキンタロー。について聞かれると「お会いしたことはないけど、すごくうれしい。いつかお会いする機会はあると思う」とコメント。さらに「私より全然ダンスが上手」と“完敗”とまで認めた。


 前田がキンタロー。について言及するのはこれが初めて。AKBに関する質問はNGにもかかわらず、本来なら自分のモノマネをするキンタロー。について話すのは決して本意ではないはず。それなのになぜわざわざキンタロー。について話したのか?


「今まで前田が出演した映画は大コケ続き。もし『クロユリ団地』までコケたら『客の呼べない女優』というイメージが不動になる。だから映画の宣伝のため、キンタロー。について話したのでしょう」(映画関係者)


 確かに一昨年の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」や、昨年の「苦役列車」など、前田の出演作は苦戦続き。さらに今秋公開予定だった「一九〇五」は、製作会社が破産したため製作中止となる不運も重なった。


 そんな状況だけに、前田にとって「クロユリ団地」は絶対にヒットさせなければならない作品。「映画の宣伝のために手段を選んでいる場合ではない。キンタロー。の人気を借りてでも話題にしたかったのでしょう。女優・前田敦子として何が何でも成功させたい、そんな強い思いがあった。まさに女優魂ですよ」(前同)


 前田の狙い通り(?)、キンタロー。について発言した直後からネット上などでは大きな話題となった。そこまでして映画の宣伝に力を入れているだけに、何とか「クロユリ団地」はヒットしてほしいところだ。