テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は28日、人気グループ「嵐」の活動休止を特集した。

 2001年に「真夜中の嵐」で共演して以来、メンバーと親交のある羽鳥は「最初聞いた時に『なんでだろう』と思って『誰か結婚するのか?』とか下世話な感じで思っちゃったんですけど」と一報を受け、メンバーの電撃結婚を思い描いたことを明かした。

 一方で「言いだしっぺが大野(智)君って聞いた時に、大野君ぽいなと思って」と話し、「真夜中ー」時代の大野とのエピソードを紹介。

「『みんなどうなの、将来はどうなの?』って聞いたら『紅白に出たいです』。『大野君どうなの?』って言ったら『パン屋になりたい』って言ったんですよ。それが100%ウケ狙いじゃなくて『アイドルでいくぜ!』っていう方向性ではない」と振り返った。

 それゆえに、今回の決断もふに落ち「大野君らしいなというところと、それをメンバーの人が、話し合い何回もしたんでしょうけども、結果受け入れるっていうところがメンバーらしい」と感想を述べた。

 また、活動休止まで十分な時間があるタイミングでの発表に「いろんな人とお仕事しているし、スポンサーの人もあるし、あと一番はファンの人が街で泣いている人もいる。衝撃なわけですよ。その気持ちが落ち着くまでの時間を取りたい、これは嵐らしいと思ったんですよね」と理解を示した。

 2021年以降「嵐」としての活動再開のメドは立たない。羽鳥は「5人のライブが見られなくなるということで、そこだけは残念です」と寂しさをこらえた。

 一方、同じくメンバーと何度も仕事をしている宇賀なつみアナウンサーは(32)は「会見を見てトップアイドルとしてのプロ意識を感じましたよね。誠実さとか責任感、周りの方への感謝とか。びっくりして寂しくて悲しかった方いっぱいいると思うんですけど、会見を見たらちょっと安心できたのかな。みなさんが本当に納得しててすがすがしくあるように見えたので、安心した方も多かったんじゃないかな」と話した。