アイドルグループ「Revival:I(リバイバルアイ)」(言葉乃あや=23、おぎなつみ=22、立花美優=21、羽月もか=15)が27日、東京・千代田区の「Twin Box AKIHABARA」でデビューライブ「Revival:I お披露目ライブ ~はじめましてこんにちは~」を開催した。

 弁護士事務所「レイ法律事務所」の弁護士・河西邦剛氏による、異色の“弁護士プロデュースアイドルグループ”が誕生した。

 きっかけは言葉乃とおぎの2人が、前事務所とのトラブルを河西弁護士に相談したことだった。当時、2人は賃金未払いや7年間という圧倒的に不利益な“奴隷契約”を強いられていた。結果、前事務所とは和解が成立したが、今後のアイドル活動再開のメドが立たなかった。そこで、河西弁護士が「裁判に勝って終わりではなく、その後が重要と思っていました」と事務所を立ち上げ、グループの運営に乗り出すことになったという。

 リーダーの言葉乃が「私たちのように悩んでいるアイドルたちにも、力を与えたいと思っています」と決意を語ると、おぎは「すでに相談もあります」と明かした。

 立花や羽月は芸能界未経験。立花は「もともとダンスをやっていて、モー娘さんやAKBさんが好きでした」といい、羽月は「高校でどうにもいかなくなったことがあって、その時にお話しをいただいて、成長できるかなと思って挑戦しました」と話した。

 言葉乃は「目標は武道館のステージに立つことです!」と宣言し、新事務所との契約については「いい形になっていると思います」と笑顔。復活の大きな一歩といえそうだ。