町田総合高の暴行教師救済へ署名5000人突破 尾木ママ それでも「容認できない」理由

2019年01月24日 15時21分

感情論を退けた

 教育評論家の尾木直樹氏(72)が23日、ブログを更新し「体罰」について説明した。

 15日に東京都立町田総合高校で起きた50代教師による男子生徒への暴行問題で、改めて「体罰」がクローズアップされている。

 尾木ママは米国では一部の州で体罰を定義し、認めていると主張。

「体罰には
・定義がある
・アメリカでは叩くのはお尻。一回~六回 パドルを使用、保護者から体罰オーケーのサインがある子どものみ。校長先生が行使する(一部の州)
・教育委員会への報告義務がある」

 と説明した。

 一方、日本には体罰規定がないことから、指導のような意味合いでも教師からの体罰は認められないと強調した。

「刑法の正当防衛権以外は殆ど認められません。むしろ明治5年の学制発布以来、今日まで一貫して体罰禁止が定められているのです! 厳しい対応したいのなら体罰規定を定めてからすべきなのです!」と述べた。

 町田の問題では教師の暴行の前に生徒の計画的かつ意図的な挑発があったとして批判の対象になっている。ネット上では教師の処分軽減を求める複数の署名サイトが立ち上がり、計5000人以上が賛同している。
 
 著名人からも、教師の責任より生徒とその仲間の言動を問題視する声は多いが、尾木ママは「規定無い有形力の公使は単なる暴力・暴行にすぎません 警察により逮捕も可能です!」とクギを刺した。

 そして「感情論ではなくもう一度冷静に考え直したいですね! 体罰問題」と落ち着いた対応を呼びかけた。

 尾木ママは騒動後、「生徒が悪いし体罰も理解できる」としながらも、一貫して暴力に反対の姿勢を示している。