キムタク“キャラ変”で人気急回復の理由 タブー解禁、イジリもOK

2019年01月25日 11時00分

ジャニーズ事務所

 SMAP解散騒動で人気が地に落ちた木村拓哉(46)の“逆襲”が始まった。18日に公開された主演映画「マスカレード・ホテル」が、週末2日間(19、20日)の観客動員ランキングで1位に輝いたほか、ゲスト出演した20日放送の日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」でも18・6%と、久々の高視聴率を獲得。人気V字回復の理由は「多少のイジリはOK」にした方針転換にあった――。

 1990年代から、ドラマに主演すれば高視聴率を連発し「天下のキムタク」と言われた木村の人生が大きく変わったのは、2016年に勃発したSMAP解散騒動だ。

 1人だけ早々とジャニーズ事務所残留を表明したことから、熱心なSMAPファンから裏切り者扱いされ、以降何をやっても叩かれる始末。“地に落ちたスーパースター扱い”だったが、ここにきて人気が急に回復しているのだ。

「SMAP解散後、初の主演映画となった17年公開の『無限の住人』は“爆死”と言われるほど大コケし“人気急落”と叩かれました。昨夏公開の『検察側の罪人』はヒットしましたが、共演した嵐の二宮和也の人気があったからとも言われた。『マスカレード・ホテル』は正念場と言っても過言ではないほど、今後の木村を占う作品となったが初登場1位。評判も良く大ヒットとなりそうです」(映画関係者)

 さらに元TOKIOの山口達也のスキャンダルをきっかけに視聴率が低迷していた「ザ!鉄腕!DASH!!」に木村がゲスト出演すると、昨年12月には12・1%の回もあった視聴率が今回は跳ね上がった。まさに「第2のキムタクブーム到来か?」という状況だが、なぜ人気が回復したのか?

 テレビ局関係者は「これまでのキムタクは、常にスーパースターとして扱わなければならず、カッコ悪い姿は絶対に見せられなかった。それが最近、方針を転換し、本人もジャニーズも『多少のイジリはOK』となった。それが“あのキムタクがここまで”とウケているのです」と分析する。

 新年早々に出演したバラエティー番組「ニンゲン観察!モニタリング★超豪華芸能人大集合!新春3時間SP!!」(TBS系)では、ドッキリ企画とはいえ「俺だって言われるもん。『何やったってキムタクだ』って」と告白した。

「何やってもキムタク」というのは、木村の演技が批判される際、真っ先にあがる言葉だが、なんとそれをネタにしたのだ。

 20日の「鉄腕DASH」ではわざわざ千葉県香取市に出向き、住人の「香取さん」と触れ合う場面も放送された。

「香取という名前を出せば香取慎吾、さらにSMAPが連想されることは分かりきっているのに、ロケ地に香取市を選んだということは意図的としか言いようがない。番組の中で地元住民だけではなく、TOKIOのメンバーも木村の前で“キムタク”と呼んだことも衝撃だった。テレビでは長らく、本人の意向もあってキムタクと呼ぶことはNGとされていたが、それも解禁されたということ」(制作会社関係者)

 またタブーだった家族の話もすっかり解禁。先輩の近藤真彦のラジオ番組に出演した時には、次女のKoki,と親子ゲンカして約1か月間、口をきかなかったことを明かした。

「家では妻の工藤静香、長女、Koki,と女性に囲まれ、木村は孤立気味。これは娘を持つお父さんが抱える悩みと同じですよ。家では孤独、外に出るとイジられ、弱音も吐く。まさに“悲哀の中年”といったところで、最近は中年男性からの支持率も上昇しているとか」(芸能プロ関係者)

 天上人から年相応の男性にイメージを変え、新境地を開拓した木村の反撃が始まったようだ。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)