「三代目 J SOUL BROTHERS」の山下健二郎(33)、「劇団EXILE」の小澤雄太(33)、放送作家の鈴木おさむ氏(46)が23日、都内で行われた舞台「八王子ゾンビーズ」DVD発売イベントに出席した。この場で来年、映画化することもサプライズ発表。映画化にあたって鈴木は「応援しながら見られる熱い映画にしたい」と意気込んだ。

「八王子ゾンビーズ」は山下が演じる、ダンサーになる夢が破れた青年とゾンビたちによる物語。昨年8月に上演され、20公演で2万5000人を動員するヒットとなった。山下は「(舞台が)映像になったことで、素直にうれしいというのが最初に来ます。舞台だけで終わらすのはもったいないと思っていたので」と話した。山下にとって初主演だった舞台で、もっとも苦労したのは殺陣だ。

「早乙女友貴君が立ち回りにはすごく厳しいんですよ。ミスすると舌打ちしてるんじゃないかと(感じた)。どうしてもダンスと全然違うんですよね」と明かした。

 山下が所属する三代目JSBは昨年、グループとしての活動はあまりなく、それぞれソロプロジェクトを進めた。山下も舞台や映画のほか、日本テレビ系の情報番組「ZIP!」にレギュラー出演するなど、活動のフィールドを広げた。「山下は三代目JSBでもっとも親しみやすいキャラクターで、軽妙なトークも評判がいい。昨年のソロ活動で、新たな多くのファンを獲得した」とテレビ局関係者。

 今年は三代目JSBのメンバーが再び集結し、グループとして積極的に活動する。3月にはシングルをリリース、4月から2年ぶりの5大ドームツアーが決まった。「八王子ゾンビーズ」の映画の撮影も今年、同時並行で行う予定で、山下にとっては忙しい1年となりそうだ。