中国でまたウルトラマン無断使用 罪悪感ゼロ!係争中でも続編映画

2019年01月17日 16時30分

「剛鉄飛龍2」の宣伝ページ。ウルトラマンが全開だ(インターネットから)

 一昨年、ウルトラマンのキャラクターを無許可で使用した映画を製作した中国の会社が、今月18日から続編を公開する。円谷プロ(東京・渋谷区)は第1弾公開時に提訴しているが、中国側は全く懲りる様子はない。

 中国でウルトラマンのキャラクターを使用しているアニメは「鋼鉄飛龍」(スチールドラゴン)シリーズ。2012年から始まった同作品は、地球侵略をもくろむエイリアンに対し、スチールドラゴンと呼ばれるロボットが立ち向かうもの。当初は日本人が総合監督を務め、13年には日本でも公開された。ところが、その後、監督が代わった後、ウルトラマンが無断使用され劇中に登場した。

 17年7月に「鋼鉄飛龍~さようならウルトラマン~」を発表。ウルトラマンの名称はもちろん、ウルトラマンをそのままマネたキャラクターが登場したのだ。

 円谷プロは著作権を侵害していると再三、警告したものの映画は上映された。昨年2月に円谷プロは「当社の権利を守り抜くために闘っていく」と提訴した。

 今月、1回目の弁論が行われ、係争中にもかかわらず、映画「鋼鉄飛龍2~ウルトラマン崛起~」が18日から公開される。また配信シリーズ「鋼鉄飛龍2~ウルトラマン力量~」は既に放送が開始されている。

 中国の模倣文化は今に始まった話ではないが、中国会社側は「ウルトラマンの著作権はない」と主張をしており、続編公開にも全く罪悪感がない。

 円谷プロは「訴訟の相手方による続編作品の製作や配信、公開行為は当社の権利を明らかに侵害していると考えており、法的措置も含めて対応している最中です」とコメントしている。