芸能事務所「タイタン」の太田光代社長(54)が12日、都内で行われた同事務所が運営するコミュニケーションカレッジ「タイタンの学校」の公開特別講義に登場した。

 この「タイタンの学校」は「自分の可能性を探す、見つける、挑戦する学校」をコンセプトに「一般コース」「芸人コース」の2コースで2018年10月に開校し、現在は4月スタートの2期生を募集している。

 その公開授業に光代社長が登場したのだが、なんと松葉づえ姿だった。

 光代社長は「11日の弊社の新年会での、最後のあいさつで壇上で跳びはねて、着地に失敗して転んでしまったんです。いつもは酔っぱらうと靴下を脱ぐのですが、その時は脱いでませんでした。朝起きて、痛いので病院に行ったら 骨折していました。左足股関節のかん入骨折だそうです。即入院で手術だそうです」と驚きの事実を明かす。

 18日に手術の予定で「ボルトを入れる手術でいけるらしいのですが…。今日もお医者さんに止められるのを振り切って来ました。全治6週間の見込みです」とのこと。

 ただ、そんな大けがをしても“不幸中の幸い”があった。骨折するほどの大転倒だったにもかかわらず奇跡的に「頭を打っていなかった」(光代社長)のだという。

 光代社長は本紙に「受け身を本能的に取ったはずです。(昔、東スポで)『太田社長、酔っぱらって木に登って落ちる』という記事が出た時も受け身を取って頭は打たなかった。昔、体操部でしたから、受け身が身についているんです」と振り返る。最後の最後で身を守っていた。

 本来なら、今回の取材を欠席してもおかしくなかったが、光代社長は「それは絶対にない。タレントは現場で倒れろと教えられて生きてきた世代ですから」ときっぱり。

 こんな仕事ぶりを見せられたら、夫で「爆笑問題」の太田光もちょっとやそっとのことでは休めなそうだ。