アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」(スパガ)の浅川梨奈(19)ら5人のメンバーが11日、Zepp ダイバーシティ東京(東京・江東区)で行われたコンサートをもってグループを卒業した。

 浅川はスパガのセンターとしてだけではなく、「1000年に一度の童顔巨乳」の愛称でグラビアでも活躍。女優業にも挑戦している。

 グループ卒業後は恋愛解禁となり、浅川は「やったー」と声を弾ませる。「現役(グループ在籍時)のうちに何か(熱愛報道が)出ると思っていた」という。しかし、「メンバーに総じて言われるのが『お前モテねぇよな』と。卒業メンバー(5人)はモテと、ほど遠い人生を歩んでいる」と嘆いた。

 残されたメンバーへのエールを求められると、浅川らしさが全開になった。「いい子が多い。私ははみ出し過ぎた。マネジャーさん、スタッフさんとぶつかれと(言いたい)。思ったことを我慢しちゃう子が多い。争いをしたがらない。私は納得するまでぶつかりたい。(グループで)一人くらいそういう子がいてもいい。ぶつかって、言いたいことを言いまくってくれたら、より良いグループになると思う」と一気にまくし立てた。

 先述の愛称とは裏腹な率直なトークが“もの言うアイドル”とファンに認知された。

 今後は女優業が中心だが、「グラビアも卒業と思っていない」と宣言した。

 他の卒業メンバー、渡邉ひかる(24)は女優業やバラエティー番組で、宮崎理奈(24)は女優業でそれぞれ活動。溝手るか(21)はシンガー・ソングライターに転身する。内村莉彩(18)は芸能界から一旦離れ、その後に復帰する考えという。

 グループは10年にメジャーデビュー。浅川は14年に2期メンバーとして加入した。

 この日のコンサートでは、21枚目のシングル「コングラCHUレーション!!!!」(2月27日リリース)など29曲を熱唱した。5人の卒業後は11人で活動する。