女優・剛力彩芽(26)と交際中の「ZOZO」前澤友作社長(43)が年始から大ヒンシュクだ。4日、新年最初の取引となった東京株式市場で日経平均株価は大幅続落。ZOZOは昨年来安値の1843円を記録し、同社の時価総額は半年前と比べて大激減。そんななか、当の前澤氏は同日放送の「新春ミヤネ屋SP」(読売テレビ)で、20億円のピカソの絵などが飾られた豪邸を公開。株主からは「こっちに還元しろ!」「もうテレビに出るな!!」と大ブーイングが飛び出した。

 前澤氏にとって2019年は、正念場となりそうだ。4日に今年最初の取引となる大発会を迎えた東京株式市場で、日経平均株価は前年末比452円81銭安の1万9561円96銭と大幅続落した。

 大発会で日経平均が下落するのは3年ぶり。大発会としての下げ幅は2016年以来3年ぶりの大きさで戦後3番目。米中貿易戦争の影響に加えて、米アップルの業績予想の下方修正や急速な円高が嫌気された。

「アップルショック」が直撃した前日の米国株安を受け、朝方から売り注文が膨らんだ。ただ、午後に入ると上海株などが堅調に推移したことが好感され、平均株価の下げ幅は縮小した。中国の李克強首相が金融緩和策を示唆したことや、米中貿易交渉が7、8日の両日に北京で開催されることが伝わり、市場の過度な不安心理が和らいだ。

 なかでも前澤氏率いるネット通販サイト「ZOZO」の株価は6・07%値下がりし、昨年来安値の1843円を記録(終値1888円)。市場全体が下げているとはいえ、昨年7月18日に4875円を付けた株価は、半年もたたないうちに5分の2ほどになってしまった。

 これにより1兆円超だったZOZOの時価総額も相当激減し、昨年4月の経営会見で「10年以内に時価総額5兆円を目指す」と宣言した前澤氏の言葉もむなしく響くだけだ。

 ネット上では前澤氏の資産が激減したため、2023年に予定している月旅行の費用捻出を心配する声も上がっている。

「ここ数年、前澤氏はプライベートブランド『ZOZO』に注力しており、メディアでは『ポストユニクロ』ともてはやされたこともあったが、市場の反応は冷ややかだ。ユニクロの柳井社長なんかは相手にもしていない。上場会社の社長同士の会話で、前澤氏の名前が出ることはない」(中堅証券会社社員)

 そんななか当の前澤氏はというと…。4日放送の「新春ミヤネ屋SP」で「100億円豪邸」ともいわれる自宅を公開。リビングには8000万円のフランス製ソファが置かれ、「20億円」というピカソの絵画や、10億円のアルベルト・ジャコメッティのブロンズ像、「ピカソぐらい」というマーク・ロスコの絵、7億円のジョアン・ミッチェルの絵、ウィレム・デ・クーニングの2億円の像など高価な美術品が所狭しと飾られていた。

 都内の高級マンションで同棲生活をスタートしたと報じられた剛力との結婚についても言及。「まず結婚ということ自体に全く興味がないです。ただの紙を出す作業」と前置きしたうえで「お付き合いさせていただいている、イコール結婚同然と思っていて、人生懸けて付き合う。みなさんの『結婚』と僕の『お付き合い』は同じ」と告白した。

 こうした自宅&彼女自慢に怒り心頭なのが、ZOZOの株主だ。右肩下がりの株価で含み損を抱えるホルダーは多数。

「テレビに出ているヒマがあったら株価対策しろ!」「美術品を売って株主に還元しろ!」など罵詈雑言の嵐だ。

 市場関係者は「前澤氏がテレビやSNSで話題をふりまけばふりまくほど株価が下がる印象だ。昨年来安値の1843円を記録したのは4日午後2時17分で、ちょうど『ミヤネ屋』の時間帯。ぜいたくざんまいの前澤氏の暮らしぶりを見て、株主が失望してブン投げたのかもしれない」と話す。

 あくまで投資は自己責任だが…。