昨年末、毎年恒例の「好きな女子アナウンサーランキング」がオリコンから発表された。2017年に5年連続首位で殿堂入りを果たした水ト麻美アナ(日本テレビ)が抜けた後、どんな顔ぶれになるか注目されていた。

 結果は1位・有働由美子(フリー)、2位・弘中綾香(テレビ朝日)、3位・加藤綾子(フリー)、4位・川田裕美(フリー)、5位・徳島えりか(日本テレビ)、6位・大江麻理子(テレビ東京)、7位・大下容子(テレビ朝日)、8位・井上あさひ(NHK)、9位・宇垣美里(TBS)、10位・田中みな実(フリー)。

 中でも話題になっているのがベスト10初登場の弘中、川田、徳島、宇垣の4人だ。

 その中でも最も注目されているのが宇垣。昨年末には当サイトで、この3月末でTBSを退社し、フリーになることを報じた。

 14年の入社時からアイドル級の容姿、スレンダーなのにGカップといわれる巨乳でも話題になった。だが、入社直後にテレ朝の男性アナウンサーとの交際を報じられ、3年前には週刊文春が、ジャニーズの「Hey!Say!Jump」伊野尾慧と、フジ・三上真奈と宇垣の2人との二股愛を報じた。

「伊野尾のときは、二股の被害者という側面もあったので同情され、宇垣も泣いて謝罪し、別れたと思われていたが、その後も関係が続いているともいわれています」(TBS関係者)

 TBS退社と人気トップ10に初登場したのがほぼ同時になった宇垣だが、同関係者はこう話す。

「『週刊ヤングジャンプ』の表紙など女子アナの枠を超えた活動もあったから、むしろトップ10入りは遅かった印象。『サンデー・ジャポン』ではコスプレのほか“闇キャラ”といわれる自虐ネタなどでも人気が上昇してきていた。ただ、18年春に降板した『あさチャン!』を巡っては、降板を告げられた時、号泣してブチ切れ、コーヒーカップを壁に投げつけたと報じられ、局内でも居場所がないような状態でした」

 この春からのフリー転身で、さらに人気が上昇するのか注目される。

 次に圏外から初登場2位に躍り出たのが弘中だ。

「局内はビックリですね。『ミュージックステーション』のタモリの横で5年間サブMCを務め、9月に卒業したばかり。ベビーフェースで、ロリコン好きの視聴者には人気でしたが、6月には人気バンド『ONE OK ROCK』のリーダー・Toruとの熱愛も発覚。それでも人気になったのは『激レアさんを連れてきた。』で手作りの絵や模型を使った進行役、毒舌が好評だからです」(テレ朝関係者)

 15年に読売テレビを退社した川田は、フリー3年目に花開いた。

「『ミヤネ屋』で全国区になった後、いまひとつでしたが『アメトーーク!』(テレ朝系)で披露したへたすぎるスキップでブレーク。運動音痴ぶりを見せたことで、普段の司会ぶりとのギャップがあらわとなり、親近感が得られた」(バラエティー関係者)

 入社8年目の徳島が初登場なのも意外だった。

「4月には『ZIP!』で結婚を発表したし、飾りっけのない司会ぶりや漫画好き、アイドルオタクの素顔は以前から番組で明かしていましたからね。安定感があるということでしょう」(日テレ関係者)

 各局とも次世代の新人が入ってきているだけに、人気上位といえども、うかうかしてれいられないのが女子アナ界。20年東京五輪を控え、いす取りゲームが激化しそうだ。