韓国軍による射撃用レーダー照射問題で韓国国防省は4日、反論動画を公開した。日本政府が求めた再発防止策は手つかずのまま暗礁に乗り上げ、日韓関係の修復にさらなる暗雲が垂れ込めた。

 著名人は相次いでこの話題に触れ、構成作家の百田尚樹氏(62)は同日、ツイッターで「今回のレーダー照射事件について、多くの識者が韓国政府と軍の対応を非難しているが、問題の本質は実はそこではない。今回のような行為と対応をする韓国という国家と国民性に問題がある!『罪を憎んで人を憎まず』という言葉があるが、罪を重ねる人は人間性に問題があるのだ」と痛烈な言葉で非難した。

 また、高須クリニックの高須克弥院長(73)は3日、ツイッターで動画の公開に言及し「韓国こそ事実の歪曲をやめなさい。だだっ子みたいだ┐(’~`;)┌」とあきれ気味にコメント。
 
 舛添要一前東京都知事(70)は4日、ツイッターで「映像を見るときのポイントは、(1)国連海洋法で公海(EEZも含む)における『上空飛行の自由』は認められており、危険な低空飛行(例えば150m以下)だという証拠が出せたのか。(2)レーダーを照射しなかったという証拠が出せたのか」と韓国側の証拠になりうるかどうかのポイントを指摘し、専門家の見解を待つ姿勢を示した。

 一方、動画を確認したエジプト出身のタレント・フィフィ(42)は「レーダー照射問題で、韓国側が公開した反論動画、日本側が公開した4分あまりの映像に、韓国側の映像11秒を追加してBGMなんかを付けてまるで映画の予告編の様な仕上がり」とツイッターで感想を漏らした。