TBSの人気女子アナウンサーで、現在は産休中の吉田明世アナウンサー(30)が同社を退社し、フリーアナウンサーとして活動する意向であることが3日、明らかになった。今後は育児を優先し“働くママアナ”として、マイペースで活動するという。

 吉田アナは2016年10月に5歳年上の会社員と結婚。翌17年12月には妊娠を発表し、18年3月末から産休に入り、同年5月15日に第1子となる女児を出産したことを自身のSNSで報告していた。このほど退社を決めたのも、「子育てを優先したい」との思いがあったという。

 産休入り前は、TBSのエース女子アナとして、情報バラエティー番組「サンデー・ジャポン」を始め、朝の情報番組「ビビット」やバラエティー番組「爆報!THEフライデー」などに出演。また、TBSラジオ「たまむすび」の月曜日パーソナリティーとしても人気だった。

 退社後の活動について、芸能関係者は「TBSの先輩女子アナで、ナインティナインの矢部浩之と結婚した青木裕子アナが吉田アナのいいお手本になるのではないか」と指摘する。

「青木アナは子育てを優先しながら、人気女性誌でモデルを務めるなど、同世代の“憧れの的”になっている。吉田アナも子育てや今まで感じた仕事の悩みを率直に語ることができれば、女性の支持を得ることができると思います」(同関係者)

 産休中も、吉田アナは自身のインスタグラムでも、第1子の子育てに励む幸せな様子の写真をアップ。昨年12月にはベビー雑誌「Baby-mo(ベビモ)」で子供と一緒に表紙モデルを務めるなど、着々とフリー転身への“地固め”も行っている。

 別の芸能関係者は「吉田アナはタレントにも好かれる性格の良さで知られています。あの薬丸裕英さんの集まり、通称『薬丸会』にお呼ばれするほどですからね。薬丸会は横のつながりが強いので、相談相手も多い。この人脈があれば、芸能界で生き抜いていけますよ」と話す。

 退社は近日中にも吉田アナから発表される見込みという。