【日刊スポーツ映画大賞】希林さんの孫・UTAが代理出席「亡くなってまで賞をいただけるとは」

2018年12月28日 17時36分

UTA(左)と尾野真千子

「第31回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」が28日、都内のホテルで行われた。助演女優賞は、今年9月に亡くなった故樹木希林さん(享年75)が受賞。夫の内田裕也(79)ではなく、孫のUTA(21)が代理出席した。

 希林さんは「万引き家族」「モリのいる場所」「日日是好日」に出演。UTAは「祖母がお世話になった3作品の関係者に心から感謝したい。祖母は約束した作品には何とか最後までと頑張ったが、亡くなってまで賞をいただけるとは。僕が代わりを務めるのが、祖母への小さな恩返しになればと思う」と述べた。

 12歳で渡米したUTAは学生、モデル、バスケットボール選手として忙しい日々を過ごすが「祖母の作品は飛行機の中で見たり、帰国中に『ちょっと暇?』と祖母に聞かれて一緒に見に行き、帰り道に『どうだった』と感想を尋ねられて『良かった』と答えると『それだけ?』と笑っていたことが思い出される」という。

 UTAは「このような場は慣れていないので、とても緊張している。家では祖母をばあばと呼んでいた。思い出に残っているのは、留学した時に引率してもらったり、モントリオール世界映画祭に通訳として連れて行ってもらったりしたこと。映画祭の期間中には、2人でナイアガラの滝に行って、ビショビショになって大笑いしたことを覚えている」と、亡き祖母との思い出を明かした。

 また、前年受賞者の尾野真千子(37)は「希林さんとは、1回だけ映画でご一緒させていただいた。普段の演技が素晴らしいのはもちろん、待ちの時間も無駄になさらない方だった」と語った。