舛添要一前東京都知事(70)が25日、ツイッターを更新。日産自動車の前代表取締役、グレッグ・ケリー被告(62)の保釈に言及した。

 同日、保釈金7000万円を納めて保釈されたケリー被告は弁護人を通じて無実を主張するコメントを発表した。

 舛添氏は「これからは、裁判での戦いとなる。検察と全面対決する見込み」と指摘した上で、今後の展開を「長期戦」と分析した。

 ケリー被告と前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の日本式拘留に、海外で批判が強まっていることに触れ「検察は法と証拠に基づいて仕事をする。しかし、司法取引で検察と組んだ西川(広人社長)がゴーン追放の権力闘争をしているというイメージが拡散。司法手続きにも国際的批判」とツイート。

 そして「裁判で決着するまで先は長い。人間の寿命には限りがあるのに、無情にも時間は過ぎていく。権力を持つと、誰でも魔女にされる可能性がある」とまとめた。