芸人とすしの距離感 超豪勢な志村けん/モヤモヤしながら食べる?有吉弘行

2018年12月29日 16時30分

志村けん

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】成功した暁には回らないすし店に通いつめるようになるのが、昭和世代の芸人の夢と言っても過言ではないだろう。

 志村けんと頻繁にさし飲みする千鳥の大悟は「志村さんくらいになると飲み方がすごい。まずすし屋に行って、銀座のクラブに行って、すし屋に戻るんですよ! すしでホステスを挟むという…」と語る。

 有吉弘行もすしに目がない。羽田空港で飛行機の待ち時間にマシンガンズの西堀亮とすしを食べて、納得のいかないことがあったという。

「空港にある回転ずしは値段が高いのよ。ウニとかになると800円とか。それなのに西堀は普通の回転ずし感覚でバンバン食うわけ。『ウニうまいなあ、もう一丁いっちゃおう』みたいな」。有吉は後輩の遠慮なさにモヤモヤしながら、すしを食べざるを得なかったようだ。そんな経験があってか、有吉は口の悪いすし屋さんが大好き。

「オレがよく行くおすし屋さんは、オレのことは尊重してくれるんだけど、連れてった後輩のことをボロカスに言うの。『お前なんて自分じゃ食えねえだろ!』なんつってさ。最高」と声を大にする。

 ところで、ウマいすしばっかり食べているイメージがある有吉だが、実はそうでもない。

「オレみたいなバカ舌の人間にとってみれば、すしも肉も、ある程度のレベルを超えると、もう一緒だね。(アンジャッシュの)渡部さんとか言うのよ。『これが、こういうことでうまいだろ』とか『すしの握り加減が違うだろ』とか。でも、オレみたいに回転ずしでいまだにベロンベロンになってる人間にとっては、築地とかの良いものは分からないんだよね。今ではそんなところでイクラとか食えるようになったから、逆に回転ずしでもイクラを食えるようになった。今までは食えなかったけど」と回転ずし愛を語る。

 その一方で、おすしが苦手な稀有な芸人たちもいる。おぎやはぎの小木博明だ。潔癖症の気があり「オレはおすし屋さんに関しては脳をギリギリごまかして行っているよ。冷静で行ったら、もう本当にパニックになっちゃう。ヤダ、ヤダって」という。とくに生で食べるお刺し身を、温かい手で握ることが気になるらしい。

 ココリコの遠藤章造も同じタイプだ。「すしも目の前で握ってもらうところ行ったりするじゃないですか。そんなに気持ち良くないんですよね。でも、食べないといけないっていうのは分かってるから」と諦めモード。そうなってしまった原因はマツコ・デラックスにあるらしい。

「もともと苦手やったのに、余計イヤになったのが、マツコが企画でびしゃびしゃのおにぎりを目の前で作った時だったんですよ。それを食べさせられて、全くダメになった…」とすしトラウマの原因を語った。

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。