元阪急選手で野球評論家の“世界の盗塁王”こと福本豊氏(71)の大阪観光大使の就任が25日、大阪市内の大阪観光局で発表された。

 国際的な観光都市となっている大阪は来年、世界135か国以上の野球関係者が参加する「世界野球ソフトボール連盟総会」の開催が決定。スポーツを通じた街のブランド化、活性化を目指す上で、大阪を代表する球界のレジェンドである福本氏に白羽の矢が立った。

「今は子供たちがキャッチボールできる場所も少なくなった。そういう親子のつながりを復活させたい。野球を通じて教育できる」と訴えた福本氏は「私は河内(出身)でガラが悪いと言われます。でも大阪は口は悪くても温かいですよ、ということをアピールしていきたい」と話した。