仮面女子・猪狩ともか 20年東京五輪・パラリンピックで注目の存在に

2018年12月25日 16時30分

ガッツポーズする猪狩ともか

 脊髄損傷により、車いすで活動する地下アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(27)が24日、都内で行われたパラリンピック競技の体験イベント「チャレスポ!TOKYO」に出演した。

 猪狩は今年4月、強風により倒れた看板の下敷きになり重傷を負った。所属事務所からは「脊髄損傷による両下肢まひ」と発表された。同グループでは桜雪(26)が来年3月いっぱいで卒業、今後は政界に挑戦すると今月22日に発表したばかり。転身の理由については「猪狩が車いす生活になってもアイドルとして奮闘している姿を見て触発されたため」と説明した。

 猪狩は桜の転身に「ビックリ!!」と目を丸くする。本人から直接話を聞いたといい「きっかけをくれたのは猪狩ちゃん、と話してくれて。卒業は寂しいけど、自分を見て動きだしてくれた人がいて、それが身近にいるというのが感慨深い。うれしかった」と喜んだ。

 車いす生活を余儀なくされた猪狩の苦悩は筆舌に尽くし難い。それでも本人は、アイドルとして人前で笑顔を振りまいている。メンバーにも刺激を与え、その人生を変えた。猪狩は2020年東京五輪・パラリンピックでも注目されるに違いない。

「猪狩さんは公の場で悲壮感を全く見せず前向きだから、テレビ局としても起用したくなる。本人もいろんなパラ競技に積極的に挑戦しようとしている。20年パラの番組ではアイドル枠として出演のオファーが舞い込みそう」(テレビ局関係者)

 当の猪狩は20年パラについて「リポーター的な位置で参加できれば」と気合十分。「地下アイドル」の肩書では収まらない活躍を見せるかもしれない。