南青山の児相建設反対派 批判受け主張内容を変更か

2018年12月19日 16時57分

「青山の未来を考える会」公式サイトより

 東京・港区南青山の児童相談所建設を巡り、反対派の「青山の未来を考える会」がインターネット上に反対する理由を掲載している。公式サイトによれば「港区による児童相談所開設に私たちが反対しなければならない理由」は大きく2つに分けられる。

 まず、各区に単独で児相を設置する義務がないこと。これは練馬区の例を出して正当性を訴えた。

 もう一つは、計画の中身そのものについてだ。多額の税金を使うのに緻密さを欠くとし、実際に業務を担当する職員の資質にも「安易な対応は、大きな問題を招く」「大切な命を救うことは出来ません」などと、疑問を投げかけている。 

 一方、「青山の未来を考える会」とは別名称の「青山の街を守る会」も最近までは存在していた。

 資料によれば、署名を呼びかける理由として「青山の真中にそぐわない公共施設によって、街が分断されてしまいます」「青山の街に夢がなくなります」「街の発展のブレーキになり街の魅力が半減します」「街を台無しにする行為」などと、児相の存在そのものを「害」とみなすなど、厳しく指摘していた。

 しかし、説明会で「青山ブランドが落ちる」「土地の価値を下げないで」などと発言した一部住民が世間の批判を浴び、逆風が吹き荒れる状態となった。
 
 2つの会は名称こそ異なるものの、同5丁目に本社を置く不動産会社内に窓口が設置されたという共通点がある。

 そのため、ネット上では反対派が、活動を潤滑に進めるため内容を修正した可能性も浮上。いったい、どちらが“本心”なのか。