その年の映画賞レースの幕開けとなる「第43回報知映画賞」が18日、都内で行われ、助演男優賞の二宮和也(35)らが出席した。

 二宮は、原田眞人監督(69)がメガホンを取った「検察側の罪人」で検事役を務め、怒りを表すシーンが称賛された。「原田作品だったことが全て」と受賞の要因に日本を代表する監督を挙げつつ「(原田監督は撮影中)怒ってばかり。めちゃくちゃ怖くて」と明かして会場を笑わせた。

 また、主演の元「SMAP」木村拓哉(46)を念頭に「若輩者が助演につかせていただいて、主演の背中を見てお芝居できるのは幸せだった」と感謝。「今度は実力をつけ、精進したい」と誓いを新たにした。